• 建設業許可
2025.08.29
うちでも建設業の許可を取れるかな?とお考えなら!

「うちの会社でも許可取れるの?」よくある5つの心配を解決

建設業許可の取得を検討している経営者の皆さんから、よくこんな相談を受けます。

「大手じゃないと許可は取れないんじゃないか」 「うちは小さな会社だから無理だろう」 「手続きが複雑すぎて、とても対応できない」

実は、建設業許可は大手企業だけのものではありません。要件を満たせば、従業員数人の小さな会社でも十分に取得可能です。

今回は、建設業許可取得への道のりで多くの経営者が抱く「よくある5つの心配」について、実例を交えながら具体的に解決策をお示しします。あなたの不安も、きっとこの記事を読み終わる頃には解消されているはずです。

心配その1:「うちは従業員が少ないから無理でしょ?」

よくある誤解

「建設業許可は大きな会社じゃないと取れない」と思い込んでいる経営者が非常に多いのですが、実は会社の規模は許可要件に含まれていません

実際の許可要件(人員関係)

建設業許可で必要な人員要件は、たったの2つだけです:

  1. 経営業務管理責任者(経管):1名
  2. 専任技術者:各営業所に1名

小規模会社でも許可を取得した実例

事例1:従業員3名の塗装業

  • 社長が経管と専任技術者を兼任
  • 奥様が事務担当、職人1名で許可取得
  • 取得後、年商が2.5倍に増加

事例2:一人親方から法人化

  • 個人時代の実務経験を活用
  • 法人化と同時に許可申請
  • 公共工事受注で事業が安定

ポイント:むしろ小規模だからこそ、許可取得による 信用力アップの効果が絶大です。

心配その2:「資本金500万円なんてとても用意できない」

これは完全な誤解です

「建設業許可には500万円の資本金が必要」と勘違いしている方が多いのですが、実際は以下のいずれかを満たせば大丈夫です。

一般建設業の財産的基礎要件(どれか1つでOK)

  1. 自己資本が500万円以上
  2. 500万円以上の資金調達能力があること
  3. 許可申請直前の過去5年間許可を受けて継続して営業した実績

「資金調達能力」の証明方法

  • 銀行の融資証明書
  • 預金残高証明書
  • 法人設立と同時に許可申請する場合は期首資本金を500万円とする。

重要 「調達能力があること」を証明すれば十分です。

心配その3:「書類作成が複雑すぎて無理」

確かに書類は多いですが…

建設業許可の申請書類は確かに多く、初めて見ると圧倒されるかもしれません。しかし、コツを掴めば決して不可能ではありません

申請書類の内訳

基本書類(約15種類)

  • 建設業許可申請書
  • 工事経歴書
  • 直前3年の各事業年度における工事施工金額
  • 使用人数
  • 誓約書
  • 経営業務管理責任者証明書
  • 専任技術者証明書 など

添付書類(約20種類)

  • 定款のコピー
  • 登記事項証明書
  • 納税証明書
  • 財務諸表
  • 工事契約書のコピー
  • 資格証明書のコピー など

書類作成のコツ

段階的に準備する

  1. Phase 1:基本情報の整理(会社概要、役員情報)
  2. Phase 2:技術者・経管の証明書類収集
  3. Phase 3:財務関係書類の準備
  4. Phase 4:申請書の作成・提出

実際の成功例

  • 準備期間2ヶ月で書類完成
  • 1日2-3時間の作業を継続
  • 行政書士のチェックで最終確認

多くの会社が3ヶ月以内で書類を完成させています。

心配その4:「実務経験10年なんてないよ」

「10年」にこだわる必要はありません

専任技術者の要件で「実務経験10年以上」がよく話題になりますが、実は他にもいくつかのルートがあります。

専任技術者になる方法(どれか1つでOK)

  1. 国家資格を取得する(1級・2級建築士、施工管理技士など)
  2. 実務経験10年以上
  3. 指定学科卒業 + 実務経験(高校卒業+5年、大学卒業+3年)
  4. 複数業種の実務経験の組み合わせ

よくある成功パターン

パターン1:資格取得ルート

  • 2級建築施工管理技士を取得
  • 実務経験年数に関係なく専任技術者に

パターン2:学歴+実務経験ルート

  • 工業高校建築科卒業 + 実務経験5年
  • 理工系大学卒業 + 実務経験3年

パターン3:複合実務経験ルート

  • 大工工事4年 + 内装工事3年 + とび・土工工事3年
  • 関連業種の経験を合算して10年

実務経験証明のコツ

重要なのは**「証明できる実務経験」**であることです:

  • 工事請負契約書が保存されている
  • 給与台帳で従事期間を証明できる
  • 工事現場での技術的業務に携わっていた

心配その5:「許可取得後の手続きが大変そう」

継続手続きは思っているほど複雑ではありません

許可取得後の継続的な手続きを心配する声も多いのですが、年1回の定期作業と考えれば十分対応可能です。

許可取得後の主な手続き

毎年必要な手続き

  • 決算変更届(決算後4ヶ月以内)

変更があった場合の手続き

  • 変更届(役員変更、営業所変更等の30日以内)

5年に1度の手続き

  • 更新申請(期限の3ヶ月前から可能)

手続きの負担軽減方法

社内体制の整備

  • 経理担当者が決算変更届を担当
  • 変更事項は都度メモ・記録
  • 年間スケジュールに手続き期限を記載

専門家の活用

  • 顧問行政書士との継続契約
  • 法改正情報も定期的に提供

実際の運用例

従業員8名の内装業者の場合

  • 決算変更届:顧問行政書士に委託(年1回)
  • 変更届:過去5年で1回のみ(営業所移転)
  • 更新申請:5年に1度(専門家と協力)
  • 年間の事務負担:実質ほぼゼロ

まとめ:あなたの会社でも許可は取得できます!

5つの心配事について解決策をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

許可取得への道筋

  1. 人員要件:経営業務管理責任者と専任技術者を確保
  2. 財産要件:500万円の資金調達能力を証明
  3. 書類作成:段階的に3ヶ月程度で準備
  4. 実務経験:10年なくても資格や学歴でカバー可能
  5. 継続手続き:年1回の定期作業で専門家活用も可能

許可取得のメリットを再確認

  • 500万円以上の工事受注が可能
  • 社会的信用力の大幅アップ
  • 公共工事への参入機会
  • 金融機関からの融資が受けやすくなる
  • 優秀な人材確保に有利

次のステップ

まずは以下のポイントをチェックしてみてください:

チェックリスト

  • [ ] 経営業務管理責任者になれる人はいるか?
  • [ ] 専任技術者の要件を満たす人はいるか?
  • [ ] 500万円の資金調達は可能か?
  • [ ] 営業所は許可要件を満たしているか?
  • [ ] 欠格事由に該当する人はいないか?

これらの項目で不安な点があっても、必ず解決策はあります

建設業許可は「大手企業の特権」ではなく、要件を満たせばどんな会社でも取得できる制度です。あなたの会社の成長と発展のために、ぜひ前向きに検討してみてください。

以上の点でご心配がありましたら、是非とも行政書士法人アッパーリンクへお気軽にご相談・ご依頼ください。

お電話は携帯からも無料の 0120-30-4429 までお気軽に

Mailは こちらへ